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ノシメマダラメイガとタバコシバンムシについて
2021年2月9日
火曜日担当の波多野です。
害虫の「ノシメマダラメイガ」と「タバコシバンムシ」のことを報告します。
「ノシメマダラメイガ」について
体長が7㎜~8㎜と小さな蛾です。
穀類、小麦粉などの穀粉、油分の多い乾燥加工食品を加害します。
刺したり、毒となる物質を出したりと言った人に被害を与えることはありませんが、
異物混入の可能性があるので、駆除をしたほうが良いです。
駆除には「ガチョン」を使用します。
ガチョンとはメイガ類の性フェロモンでメイガの雄成虫を誘引し、粘着トラップで捕獲するトラップです。
ガチョンは雄の成虫を捕獲するため、幼虫や雌を捕獲することは出来ません。
被害を抑えるためには被害食品(発生源)を見つけ出し、破棄または掃除をする必要があります。
次に「タバコシバンムシ」についてです。
体長は1.7㎜~3.1㎜です。
カブトムシの雌と同じような長楕円形です。
加工穀類や小麦粉などを加害します。
駆除には「セリコ」を使用します。
セリコはタバコシバンムシを性フェロモンと食ルアーで誘引し粘着トラップで捕獲します。
以上、波多野でした。
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