ねずみ
2016年8月5日
飲食店は一般家庭以上にねずみ対策の必要性が高いことがわかると思います。
ねずみの予防や、ねずみ被害が出てしまった場合の対策については、以下の記事を参考にしてください。
ただし、飲食店では一般家庭と同じようにはいかない面も多いでしょう。大量の食材がつねに置いてありますし、テナントですと、侵入口はささまざまにあります。
そこで、駆除業者に依頼するという選択肢も出てきます。業者に依頼するのは費用がかかるので自力でなんとかしたい、という考えもあるかと思いますが、業者に依頼する場合と、自力での駆除を試みる場合の違いを考えてみましょう。
自力で対処した場合 業者に依頼した場合
費用 安価で済む 費用がかかる
時間 未知数 おおむね、ひと月以内には最初の対処が完了
手間 手間がかかる 業者に任せることが可能
再発の場合 再度、自力での対処が必要 保証期間内なら業者に対処してもらえる
自力のほうが優れているのは、費用面だけと言っても過言ではありません。費用についても、市販の駆除グッズを使用する場合、店舗の広さによっては数が必要になりますし、どれくらいで効果が出るかもわかりませんので、それなりに費用がかかってしまいます。
食べ物がつねにあり、無人になる時間がある店舗はねずみにとって都合のいい場所です。被害を完璧に止めるのは業者であっても決して簡単なことではないのです。そのため、駆除業者は、店舗の場合、継続して定期的に処置をする形の契約になることが多いです。飲食店のねずみ対策は、それほど大変なものであると思えば、自力での駆除はあまりお薦めできません。
特に、テナントの場合、ひとつの店舗だけが対処をしても、根本的な解決にならないことも多いです。その場合は、建物のオーナーや、近隣の店舗と相談をして、建物ぐるみで駆除業者に依頼することも検討すべきでしょう。