九州で増えている大型のゴキブリ!!
おはようございます。
令和7年10月13日 月曜日
駆除研究所 日東防疫株式会社(筑紫野オフィス) 濵松孝一です。
本日10月13日は祝日です。
スポーツの日ですね
私が子供の頃はスポーツの日ではなくて体育の日として10月10日でした。
ちょっと調べると1964年(昭和39年)に東京オリンピックの開会式が行われた10月10日を国民の祝日としたようです。
2000年(平成12年)から移動祝日になり、2020年(令和2年)に現在の名称に改称されて様です。
昭和と聞くとずいぶんと昔のように聞こえて悲しいです。
年を感じます。
今回の10月13日はスポーツはしておりませんがちょっとしたアウトドアはしておりました。
秋口の野外はいいですね~
紅葉が楽しみです。
ここ最近、ずいぶんと過ごしやすくなってきた季節の変わり目ですが私たち人間が過ごしやすいと実感していると言うことは違う生き物たちも過ごしやすくなっているのです。
我々のお仕事に当てはめると昆虫類や動物たちですね。
その多くの生き物たちの中でも昆虫類!!
特に誰でも知っていて多くの方が嫌がる昆虫
ゴキブリ類です!!
ゴキブリは実はすごいのです。
定説ではゴキブリが出現したのは、今から約3億年前の時代からです。
となっていたようですが後の研究では約2億6000万年前にゴキブリ目とカマキリ目が分岐して・・・
と小難しい話になるようです。
なんにしてもゴキブリは「生きている化石」と言われているのです。
世界中には約4000種いるそうです。
その中で日本にはどうやら60種類もいるそうです。
そして日本に生息している数が・・・236億匹と推定されているようです。
食品にかかわる方は日々頭を悩ませております。
お仕事上では食品工場にもお邪魔させていただいておりますが食品工場ではゴキブリが出現することは本当に異常事態と認識されているぐらいしっかりと衛生管理に取り組んでいる現状なのです。
そんな身の毛もよだつお話ですがここ近年は九州で大型のゴキブリが大繁殖しているのです。
一般的に有名なのがクロゴキブリですね。
私の友人が子供の頃に母親のママさんバレーに付き合って夜の体育館で遊んでいると飛んできたクロゴキブリが頭に止まり捕まえたところカブトムシと間違えて喜んでいたところゴキブリと発覚して以来ゴキブリが苦手になったという噂のクロゴキブリです。
クロゴキブリもなかなかの大きさで飛ぶとさらに大きくなって気持ち悪いですが・・・
このクロゴキブリより大きなゴキブリが九州では大繁殖してきているのです。
正体はワモンゴキブリです。

ワモンゴキブリは屋内に現れるゴキブリの中では最も大型の種類で、成虫の全長は平均40mmとなり大きな奴では最大48mmまで達する強者もいるとか!!
このワモンゴキブリ
九州北部でクロゴキブリに代わり勢力図を塗り替えるような事態が起こっているのです。
確かにゴキブリのご相談で建物内部の殺虫消毒を実施した時もゴキブリがわんさか出てきてほとんどがワモンゴキブリでしたね。(福岡市内のマンションです)

壁やら天井裏やら出てきて・・・
なんともカオスな状況となり焦りました。
そのぐらいワモンゴキブリが増えていてニュースにも取り上げられる事態となっているのです。
ゴキブリは衛生的にも危険ですし苦手な方は精神的にもダメージが大きいですのでしっかりと対応していきたいですね。
今週から天気も良くない予報ですので気を付けてお仕事に取り組みたいと思います。
