引っ越し時のゴキブリ対策 その②
おはようございます。
令和7年5月19日月曜日
日東防疫株式会社 駆除研究所 濵松孝一です。
今週は昨日・一昨日の土日でとある食品工場の特殊施工を実施しておりました。
とても珍しいお仕事でしたので技術のある各拠点長も参加でがっつりと施工を行っております。
それにしても本当に特殊でしたので体中がバキバキです。
この様な事は本当に久しぶりです。

しかし、とても有意義なお仕事となって新たな引き出しも沢山出来ました。
今後のお仕事に沢山つなげていけると思います。
さて、今回は前回の続きで引っ越しの時のゴキブリ対策です。
前回は引っ越し前のお話でしたが今回は引っ越し時や引っ越し後のお話です。
前回はなるべく荷物と一緒にゴキブリを持ち込まない様にとのお話でしたが新居にゴキブリ類を持ち込まないことを前提でお話を進めます。
まず、荷物を運びこむ前に空のお部屋を空間殺虫をしましょう。
私たちの様な業者が行う殺虫が一番望ましいのですが費用が掛ります。
(費用は掛かりますが施工方法や薬剤の力が根本的に違いますので私たちの様な専門業者を入れるメリットは大きいかとは思います)

さてこれからはご自身で対策をされる場合のお話です。
空間殺虫としてバルサンなどの燻煙剤を使用します。
その時には扉や引き出しなど開けれる場所はすべて開けましょう。

できれば浴室などにある天井裏の点検口も開けましょう。

注意点として通電している場合は火災報知器は反応することがありますので注意が必要です。
出来れば燻煙剤を行う前にシンク周りにある隙間にエアゾール(スプレー缶式の殺虫剤)を吹き込んでおきましょう。

お部屋の細かい隙間と言う隙間全てです。

やり過ぎるとエアゾールは油を使っていることが多いですので後の掃除が大変です。
施工時は気を付けてくださいね。
この様な下準備をしてから燻煙剤をスタートです。
燻煙剤施工後は出来れば一日ぐらいはお家に入らないようにしてしっかりと燻煙施工を行いましょう。
翌日にしっかりとお部屋の窓という窓を開放して換気を行います。
また、色々な昆虫の死骸があるかもしれません。
お家に入る前は注意してください。
基本的には安全なお薬が多いですが昆虫類が這いまわったかもしれませんので掃き掃除や拭き掃除をしっかりしてからお引越しスタートしてください。
生き物は生きております。
常に動いております。
昆虫にとっての環境が良ければ簡単にすぐに増えます。
定期的な対策はとても重要となります。
色々な事で悩むことがあればご相談ください
しっかりとお悩み事をお伺いして改善にご協力できれば思います。
先週初めに鹿児島が沖縄より先に梅雨に突入してしまいました。
こちらにも順次 梅雨に入ると思いますが安全第一で頑張ります。
