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オオスズメバチについて

2021年9月7日

こんにちは

日東防疫㈱大分オフィスの井戸口です!

今回はオオスズメバチについてご紹介致します。

特徴

オオスズメバチは世界最大のスズメバチであり、毒の量も多いが、人にとって悪い面ばかりではない。作物害虫を捕食する役割があるため、スズメバチを駆除した時に、生態系にどのような影響が出るか分からない。スズメバチが人を刺すのは、あくまでも巣を守るためであり、むやみやたらに人を襲うわけではない。

エサ

エサは昆虫やクモ、樹液、花蜜など。成虫は胸と腹部の間が細くなっており、固形物を摂取することができない。その代わり、昆虫類を肉団子にして幼虫に与える。幼虫にとって肉団子のタンパク質は自分自身の成長に必要であるが、部分的に唾液に作り変えて成虫に返す。この唾液が成虫のスタミナ源となる。

生活史

5月ごろ、土中や朽ち木の中で越冬を終えた女王バチが、単独で巣造りを始める。まず小さな巣を造って卵を産み、約1ヵ月の間、女王バチ1匹で巣の拡張、エサ集め、育児をする。そのうちに働きバチが成虫になり、女王バチは巣の中に留まって産卵と巣の中の社会的秩序を保つ仕事に専念する。そして秋口になると新女王が出現する。旧女王バチは新女王バチが巣立つ前に死に、元の巣は解散する。

里山に出かける際の注意は?

スズメバチ類に遭遇しないためには、いくつかの手段がある。まず、巣には近づかないこと。またスズメバチ類の警報フェロモンとなる、香りの強い化粧品や整髪料などは控える。黒っぽい服装は避け、白い服や帽子で髪の毛を隠す(黒いものを攻撃するのは、天敵であるクマへの防御行動である)。スズメバチを見かけた際は、刺激しないことである。うっかり巣に近づいた際には、働きバチが人の動きや振動などをキャッチし、2、3匹が近づいてくる。そして大アゴをカチカチといわせながら、まとわりつくように飛び始める。この段階では刺すことはないので、近くに巣があるサインだと認識し、静かに後ずさりして来た道を戻ればよい。

注意する時期

里山では夏から秋にかけて、スズメバチの被害が多発する。特に秋口は大量のオスバチと新女王バチを養育しなければならない一方で、エサになる昆虫類が少なくなるため、攻撃性が非常に高い。

大きさ

女王バチが40~50mm、働きバチが27~38mm、オスバチが27~40mm。

見つかる場所は?

市街地よりも里山や山間部にいて、木の根元などの土中、樹洞などの閉鎖空間に巣を作ることが多い。成虫は樹液にもやってくる。

ハチ駆除の件でお困りの際は、是非日東防疫㈱までご連絡下さい。

以上、大分オフィス井戸口でした。

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