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コウモリの生態について

2021年6月29日

こんにちは(^_^)ノ

日東防疫㈱大分オフィスの井戸口です。

今回はコウモリの生態についてご紹介致します。

コウモリは洞窟や山間部などの人気の少ない場所で生息しているイメージがあるかもしれません。しかし、コウモリの中には人間が生活している都心部を中心に生息しているコウモリがいるのです。都心部に生息する生態をもつコウモリは、ときには人間へ被害を出すことがあります。コウモリが家に住み着きお悩みの方もいるでしょう。

コウモリを発見したら、早めの対処をすることをおすすめします。コウモリの被害を受けてしまうと大がかりな工事や健康被害など二次災害を引き起こすこともあるのです。

効率よく的確にコウモリを駆除したいなら、まずはコウモリの生態を知る必要があります。コウモリの生態を知ることで、再び住み着かないようにしていくことも可能です。それでは、コウモリの生態について詳しくみていきましょう。

【哺乳類の中では唯一空を飛べる。コウモリの生態について】

コウモリは哺乳類の中では唯一空を飛ぶことができます。日本に生息しているコウモリは30種類程度です。その中でも、都心部や住宅地に住まわるコウモリのほとんどがアブラコウモリという種類になります。では、アブラコウモリの生態について詳しくみていきましょう。

アブラコウモリは洞窟や山間部には生息せず、北海道を除く日本全土の都心部や住宅街でみることが可能です。体長は4~6センチほどで体重は5~10グラムと比較的小さい種類になります。アブラコウモリは1センチ程度の隙間があれば、建物に侵入することができ、瓦の下や天井裏、倉庫、換気口、エアコンの中などに住み着くのです。

また、アブラコウモリは夜行性で、蚊や蛾、クモなどの虫を餌としています。活動期間は春から夏で、秋から冬にかけては冬眠をします。

人為的に作られた建物を好むアブラコウモリが家に住み着いてしまったら、そのまま放置してはいけません。コウモリは群れをなして生活をしますので、放置すればするほど被害は大きくなってしまいます。

コウモリが住み着いているか見極めるためにも、コウモリによる被害を確認しておきましょう。

【家に来たコウモリを放置しておくと被害が出ることも】

家にコウモリが住み着くと、人間の生活に悪影響を及ぼすことがあります。コウモリによる被害はたくさんありますので、詳しくみていきましょう。

コウモリによる被害には糞や尿があります。コウモリの生態として、住み着いた場所に排泄をする習性があるため、瓦や窓のサッシ、天井裏に糞尿が蓄積していることがあるのです。天井裏に糞尿が蓄積されて、天井にシミができたりや異臭がしたりします。シミは駆除したあとも残りますので気になる方は天井を張り替える必要があるでしょう。

さらに、コウモリの排泄物にダニが寄ってくるため注意が必要です。なぜなら、寄ってきたダニによって病気を引き起こすことがあるからです。ダニに吸血されることで、ウイルスに感染し、発熱や呼吸困難、肺炎、嘔吐の症状を起こしてしまうことがあります。また、コウモリには吸血害虫が寄生するため、二次被害を出さないためにも、コウモリを見かけたら早めに対処しましょう。

人間の生活に被害をもたらすコウモリを早急に対処するためにも、自分で駆除しようと考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、コウモリは自分で勝手に捕まえることは法律で禁止されています。なぜ、住み着いたコウモリを勝手に駆除してはいけないのか、詳しくみていきましょう。

【「じゃあ捕まえてしまおう!」はできません(鳥獣保護法)】

コウモリは鳥獣保護法によって捕まえることはできません。なぜコウモリを捕まえてはいけないのか解説していきます。

鳥獣保護法は、生物を保護し生態系を守ることを目的としています。コウモリも生態系を崩さないために、保護する生物の中に含まれているのです。また、コウモリは蛾やゴキブリのような害虫を食べる益獣(人の生活や農林業で利益をもたらす動物)とされています。そのため、勝手に捕まえたり、殺処分したりすることはできません。

もし、コウモリを勝手に捕まえたり、殺処分をしてしまったら罰則が与えられます。許可なく捕獲した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。そのため、自分でコウモリを駆除することはやめましょう。では、コウモリが家に住み着いてしまったときの対処法を以下でご紹介していきます。

【コウモリの被害にあってしまったときの対処法2種類】

コウモリが家に住み着き被害にあってしまったら2種類の対処法で解決できます。では、それぞれの対処法を詳しくみていきましょう。

コウモリの嫌がる臭いのスプレーや超音波の機械を使うことで追い出すことができます。コウモリはハッカやトウガラシが苦手です。

それらの成分を含む忌避スプレーを噴射させることで住処に立ち寄ることができなくなります。忌避スプレーはホームセンターや通販で購入することが可能です。ハッカ油で代用することもできます。

また、コウモリは超音波を頼りにして生活しているため、超音波を使った機械で対処することが可能です。コウモリが発している超音波を専用の機械を使って邪魔することで、自分の住処がわからなくなり追い出すことができます。

【業者に依頼する】

業者に依頼をすれば、鳥獣保護法に反することなく駆除することが可能です。コウモリ駆除の知識と経験が豊富な業者に依頼をすれば、駆除だけでなく侵入を許さない対策までおこなうことができます。

駆除したあと、再び住み着かれないようにするためには対策が大切です。コウモリが侵入してきた経路をモルタルや金網などを使って防いでくれます。

瓦下などにコウモリが生息している場合は、自分でコウモリを追い出すことが難しいです。そのようなときも、業者であれば足場を組んで駆除をしてくれますので安心して任せることができます。

まずは自分でコウモリを追い出すことを試みて、無理そうだったら業者に依頼してみるといいかもしれません。殺菌消毒をしてくれる業者もありますので、被害が大きい場合は業者に依頼するといいでしょう。

【まとめ】

コウモリの生態を中心に、対処法をご紹介してきました。日本には30種類程度のコウモリが生息しています。その中でも都心部や住宅地に生息するのはアブラコウモリという種類です。

アブラコウモリの体長は小さく1センチほどの隙間があれば家の中へ侵入して住み着く生態があります。家に住み着かれると、糞尿によるシミや悪臭、害虫の被害を受けることがありますので注意が必要です。二次被害を出さないために早めの対処が大切になります。

コウモリは鳥獣保護法の対象になっているため、自分で捕まえようとしたり殺処分をしたりしないようにしましょう。まずはコウモリの生態を活かした方法で追い出すことを試してみてください。自分では解決することが難しい場合は是非日東防疫㈱までご連絡下さい。

以上、大分オフィス井戸口でした。

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