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最近多い…

2016年6月23日

おはようございます中島です。

今回はこの時期に駆除の依頼の多いムカデのおさらいです。

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3月以降、冬越しした親ムカデは活動を再開し、おもに5~6月にかけて生殖行動を経て産卵します。
 ムカデは実は交尾はせず、雄ムカデは雌ムカデを、匂いを頼りに見つけ出し、精子の入った袋を置く網籠をつくります。準備ができると雌を誘い、合意が得られると雌を網籠まで誘導します。雄はそのまま立ち去り、雌は雄が残していった精子の入った袋を生殖口から取り込みます。これで貯精が完了しますが、受精は産卵直前に行います。
 一度貯精した雌ムカデは、その後半年以上に渡り数回の産卵が可能となります。
 一回の産卵数は平均20個、最大でも50個程度で、卵は1ヵ月前後で孵化します。孵化後も、独り立ちするまでは、母ムカデが献身的に保護します。 子ムカデは2ヶ月間に脱皮を2回して成長し、自力で獲物を採ることができる様になると親離れして母親の元を去ります。
    なので梅雨のこの時期と秋雨の時期の駆除をおすすめしています。
子ムカデはおよそ3年で親ムカデになりますが、その間に10回以上も脱皮を繰り返します。親ムカデの寿命は6~7年と長く非常に強い生命力を持っています。なのであんなに大きいムカデが徘徊しているんですねぇ。

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